マロン爺の書斎

小説や考えごとをのんびり綴っています。今日も書斎で思案中。

堕天使と私 ⑤【1/3】「大丈夫?」

マロン爺

タブレットやクリスのフィギュアで、

すっかりお世話になった、高印田(たかいんだ)さん。


高印田さん経営のデパートへ、エレコちゃんと行くことに。

デパートの出入り口の到着。


「あ、あそこに立っているのは…」

「高印田さんじゃないの?」


エレコちゃんと共に彼の元へ。

 

「高印田さーん」

「ようこそ、お二人とも!」

「タブレット、クリスのフィギュアも満足です」

「ハッハッハッハ、それは良かった」

「高印田さん、屋上にドームがあるのは本当?」

「ありますとも。無料Wi-Fi、充電設備は完備してます♪」

「エレコちゃん、行こ!」

 

私とエレコちゃんは屋上へ。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆

☆  SKY DOME広場 ☆

☆★☆★☆★☆★☆★☆

高印田デパート最上階。

ガラスドームに覆われた開放的な広場だった。

 

「エレコちゃん巨大スクリーンがある!」

「タブレット画面を写すのでは?」

「景色もきれいで、凄い!」


早速、私たちは椅子に座りタブレットでオンラインバトル。


今日もクリスは絶好調。

おーほっほっほっほ!

しばらくすると屋上に声が響いた。

高印田さんだった。


「今日は、この巨大スクリーンでオンラインバトル!」


屋上の人たちから大きなどよめき。

 

「参加する方いませんか!?」

 

「エレコちゃん…どうしよ…」

「参加するの!」


私は高印田さんのソバへ、エレコちゃんと二人で。


「おお、君たちか!

こちらのお嬢さんの機械美少女は、クリスです」

 

「おい…マジかよ…」

「あの1位クリスのマスター…」

 

「いませんか!?」

「俺やる!」「私も!」


巨大スクリーンにクリスの姿とステータス。

相手は70人超。


バトルが開始するが…

クリスの瞬殺で5秒かからず終わった。


「強ぇ…」

「……」

「神か…」


「待て!お前がクリスのマスターか…」


目つきが悪く体格のいいパンチパーマの男…

私より身長が高く威圧感があった。


「エレコ…貴様の顔は忘れない。何万円も課金させられた!」

「……」

「エレコちゃん、本当なの?」

「……」

「俺の名は、剣火 夢敵(けんか むてき)

 クリスにやられっぱなしでムカついてんだよな!」


「下がって…」

「エレコちゃん…」

 

つづく